研究室概要
生体の恒常性(ホメオダイナミクス)・動的適応性(アロスタシス)とその破綻機序の解明と医学応用
我々の主要な課題は、医工情報学領域の学際研究を通じて、生体機能発現の動的メカニズムの理解を深化させること、ならびに、病によって生体機能が変容する疾患メカニズムの解明を目指す医学研究に貢献する情報学・システム科学基盤を構築することです。特に、生体の状態を“最適な状態”に保つ性質であるホメオスタシス(生体恒常性)の概念を現代的視点から捉え直したホメオダイナミクスやアロスタシス(動的適応性)とその背後にある生体制御メカニズムを、具体的な生体機能を研究対象として明らかにすること、ならびに、ホメオダイナミクスの不安定化に起因する疾患(動的疾患)のメカニズムを明らかにし、生体制御のメカニズムに基づく疾患の定量的診断支援を可能にする医用システムの基盤開発を目的とした研究を行っています。
お知らせ
歩きスマホ 周囲を見ていないだけでなく、歩行自体もが不安定に:朝日新聞デジタル https://t.co/YPCuLkOyqb #
— Taishin Nomura (@TaishinNomura) July 29, 2024
連絡先
Taishin Nomura, PhD, Professor
Graduate School of Informatics, Kyoto University
606-8501 京都市左京区吉田本町
京都大学 大学院情報学研究科
野村 泰伸